宇宙誕生からの歴史

宇宙誕生以前

ビッグバンが起こる

Big bang

約138億年前にビッグバンが起きる。

最初期宇宙

■ プランク時代
宇宙誕生から10(-43乗)秒(プランク時間)後まで

■ 大統一時代
ビッグバンの10(-43乗)秒、後から始まりビッグバンの約10秒-36乗 後に終わる

■ インフレーション時代
宇宙誕生から10(-36)から10(-32乗)秒後

■ 電弱時代
宇宙誕生から10(-36乗)秒から10(-12乗)秒後

初期宇宙

インフレーションの後、宇宙はクォークグルーオンプラズマで満たされる。

■ クォーク時代
宇宙誕生から10(-12乗)秒から10(-6乗)秒後

■ ハドロン時代
宇宙誕生から10(-6乗)秒から1秒後

■ レプトン時代
宇宙誕生から1秒から10秒後

■ 光子時代
宇宙誕生から10秒後から38万年後

色々あって

■ 太陽系の誕生

原始太陽系星雲が生まれる1千万年後に太陽系が生まれる。
微惑星が誕生して、微惑星がぶつかり合って原始惑星が誕生した。

現在から大体、46億年前に誕生したことになる。

■ 地球生物の誕生

■ 先カンブリア時代

約46億年前から約5億4200万年前の間

現在から約38億年前ごろに海の中に生命が誕生

現在から約35億年前藍藻植物(シアノバクテリア)が誕生して光合成を始める。

現在から約15億年前、核をもった真核生物が誕生する。

現在から約9~10億年前に多細胞生物が誕生した。

顕生代(地質時代の区分)

古生代(約5億7000万 – 約2億5000万年前)


カンブリア紀

古生代前期、約5億4200万年前から約4億8830万年前の間

カンブリア紀は三葉虫等の節足動物が繁栄し、藻類が発達した。

● カンブリア爆発が起こる。

5億4200万年前から5億3000万年前の間に多様性のある生物が誕生して絶滅した。

現在から約5億年前についに陸に生植物が誕生した。

また、無脊椎動物、節足動物も地上に上陸する。


オルドビス紀

(古生代前期という区分である)

約4億8830万年前から約4億4370万年前

生物の多様化がカンブリア紀並に進んだ時代であるが、末期には大量絶滅が起きる。


シルル紀

約4億4370万年から約4億1600万年前

約4億2,000万年前にローレンシア大陸、バルティカ大陸、アバロニア大陸が徐々に接近し衝突。ユーラメリカ大陸(ローラシア大陸)が形成される。

シルル紀後期にリグニンを有した植物が登場し、リグニンを分解できる微生物がいなかったので植物は腐りにくいまま地表に蓄えられる。

※リグニンとは、高等植物の木化に関与する高分子のフェノール性化合物


デボン紀

約4億1600万年から約3億5920万年前まで

約4億年前、生物の進化により脊椎動物が生まれる。

類の種類や進化の豊かさから「魚の時代」とも呼ばれてる。この時代には三葉虫やオウムガイが生息していた。 この時代にアンモナイトやサメが生まれる。

両生類の出現、シダ植物、種子植物の出現。

デボン紀末期には多様な進化を遂げた海洋生物の82%が絶滅したといわれる。


石炭紀

3億5920万年から2億9900万年前まで

1年中湿潤な熱帯気候で南極では寒冷化が始まっている。

地上を覆っていたシダ植物が堆積して石灰化したことで出来た層が石炭になる。

昆虫や両生類が地上での生息地域を広げている。また両生類の中からも陸上生活に適応してきた有羊膜類が生まれる。
※有羊膜類とは四肢動物の中で初期段階に胚が羊膜を持つ生物たち

有羊膜類が2つのグループに分かれる。
竜弓類(鳥類を含む爬虫類へとつながる系統)
単弓類(哺乳類へと繋がる系統)

ゴキブリの祖先プロトファスマといった羽のは会えた昆虫へと進化した生物が生まれる。

この時代の酸素量が多いために昆虫などの生物が巨大化しており、70cmもある巨大トンボや2mもあるムカデが生息していた。


ペルム紀

約2億9,900万年から約2億5,100万年前

他の呼び方で二畳紀(にじょうき)ともよばれる。

巨大な両生類や爬虫類が生きており、恐竜の祖先でもある双弓類も誕生した。

植物は、シダ植物、イチョウ類、ソテツ類などの裸子植物が繁栄していた。

地球の平均気温は23℃にもなり、6億年前から現在まででもっとも高い平均気温である。

ペルム紀末には原因不明の大量絶滅が起こった。この絶滅は史上最大規模であり、海洋生物が96%であり、生物種の90%以上に達している。


三畳紀(トリアス紀)

約2億5100万年から約1億9960万年前

パンゲア超大陸という巨大な大陸があり、平原化、砂漠化。気温上昇、低酸素化が起きる。

約2憶3000万年前、脊椎動物が進化してついに恐竜が生まれる。

三畳紀末には小規模な大量絶滅が起き陸上と海洋生物で多くが絶滅した。絶滅の原因としては、隕石の落下であり直径3.3 – 7.8kmほどの大きさの隕石が地球に落下した。

三畳紀中期にはエオラプトルやヘレラサウルスなどの恐竜や翼竜、ワニが出現する。

ジュラ紀

約1億9960万年から約1億4550万年前
三畳紀末期の絶滅を生き残った恐竜が繁栄した。

恐竜がもっとも繁栄した時代である。

前期ジュラ紀にパンゲア大陸が2つの大陸に分裂する。分裂した大陸は北のローラシア大陸、南のゴンドワナ大陸と呼ばれる。

白亜紀

約1億4500万年から6600万年前

恐竜や爬虫類のワニなどが地上をしめていた。

温暖な気候と高海水準とで特徴付けられる時代

6,568万年前にユカタン半島付近にあるチクシュルーブ・クレーターを作った隕石が衝突して発生した破片が地上に降り積もり期初変動が起き、陸には恐竜、空には翼竜、海には竜と首長竜などがいたが絶滅した。

新生代

6,500万年前から現代までに相当している。

■古第三紀


2,600万年から2,303万年前

■新第三紀


2,303万年から258万年前

パナマ地峡形成、ヒマラヤ山脈上昇、寒冷化、氷床発達する。

約700万年前、人類の祖先である霊長類が生まれる。

■第四紀

258万8000年から現代

約1万年前頃に最終氷期が終わった。

農耕革命おきる。

5000年前(紀元前3000年頃)
初期の文明が現れる。

古代エジプト文明、メソポタミア文明など。
紀元前後 古代ローマ、漢などの古代帝国が出現。

14世紀半ば頃から19世紀半ばごろまで小氷期だったといわれている。

18世紀後半にヨーロッパで産業革命が起こる。

現在