【日本のキリスト教史】ザビエルから近代まで、禁教と信仰の歩みを年表で解説

プロテスタント、カトリック、正教会といった教派の区分けをせず、キリスト教という大きなくくりでまとめてあります。

1549年

  • 8月15日、ザビエルが鹿児島市祇園之洲町に来着。キリスト教の布教を開始する。

1582年

  • 九州のキリシタン大名、大友義鎮(宗麟)・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年が、天正遣欧使節(てんしょうけんおうしせつ)として長崎を出発。

1587年

  • 7月24日、豊臣秀吉が筑前箱崎においてバテレン追放令を出す。(キリスト教宣教と南蛮貿易に関する禁制文書)

1597年

  • 豊臣秀吉により、長崎で宣教師や信徒ら26人が処刑される。

1603年

  • 江戸時代の始まり。

1612年

  • 4月21日、江戸幕府が岡本大八事件を受け、直轄地である江戸・京都・駿府などでキリスト教を禁止。幕府の直轄地に対する禁教令を布告(国々御法度)。

1614年

  • 高山右近らキリシタンがマカオへ国外追放される。

1622年

  • 江戸幕府がキリシタン信徒55人を長崎で処刑する。

1629年

  • 長崎で踏み絵が行われる。

1637年

  • 島原の乱が起きる。

1639年

  • 三代将軍・徳川家光により、ポルトガル船の来航禁止が命じられる。

1671年

  • 幕府により宗門人別改帳(しゅうもんにんべつあらためちょう)の作成が行われる。

1859年

  • アメリカからヘボンら宣教師が来航。

1864年

  • 大浦天主堂が完成。(日本に現存する最古のキリスト教建築物)

1865年

  • 3月17日(太陽暦)、隠れキリシタンが大浦天主堂でプティジャン神父に、密かに信仰を守ってきたことを告げる。

1867年

  • 江戸時代の終わり。

1868年

  • 浦上キリシタンが弾圧される(浦上四番崩れ)。この出来事がキリスト教圏諸国から非難を受け、1873年の禁教廃止へとつながる。

1873年

  • キリシタン禁制が廃止される。

1880年

  • 1875年から1880年にかけて組織的に翻訳された新約聖書の日本語訳が出版される。

1891年

  • 正教会の教会、東京復活大聖堂(ニコライ堂)が完成。1929年に修復され、国の重要文化財に指定される。

1936年

  • 聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂が竣工。中世ヨーロッパ風の教会建築。

1941年

  • 6月24日、宗教団体統制を目的とした政府の要請により、日本基督教団が設立。日本国内のプロテスタント33教派が合同して成立した合同教会。

1954年

  • カトリック碑文谷教会が竣工。

1964年

  • 12月、カトリック関口教会の東京カテドラル聖マリア大聖堂が竣工。

1978年

  • カトリックとプロテスタントによる共同訳聖書が出版される。